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TRIP FILES JAPAN

新緑の青森をめぐる旅

青森県弘前市・十和田市・青森市

WALK

弘前市内には数多くの洋館や教会、レトロな建物が残っています。明治~大正期に建てられたものだそうで、童話の世界に出てきそうな可愛い建物もあり建物めぐり好き(←)としては楽しいところ。
最初に行った旧東奥義塾外人教師館で「趣のある建物」というパンフレットをゲット。そちらを参考に街歩き。弘前の中心街(たぶん)である土手町や弘前公園周辺に多いです。土手町周辺は商店街っぽくもあるのですが、独特のレトロな雰囲気があって面白いです。

七日町通り

グルメ

A明治時代に建てられたというレトロな洋館 Bメインはサーモンを使った一皿 C前菜とりんごのポタージュ

GOURMET

サロン・ド・カフェ・アンジュ

弘前到着後、1日目のランチはこちらへ。旧東奥義塾外人教師館内にあるクラシカルな雰囲気満載のカフェ。建物自体も弘前を代表する洋館で、2階部分も無料で見学できます。カフェはダイニングとして使われていたそうで、窓からはミニチュア建造物の庭が見えるのも楽しい。
ランチはお箸でいただける「ふらんす御膳」。オードブルとメインディッシュに、デザートはリンゴシャーベット。冷製のリンゴポタージュはほんのり甘くて、青森ならでは。(たぶん本格フレンチレストランならもっとすごい美味しいと思う…←)リンゴスイーツや単品のフードメニューもあります。

弘前屋

Aさりげなく粋な和室 B明るい雰囲気のロビー C家庭料理の朝食 D駅から徒歩圏内で、立地も良いです

STAY

弘前では「弘前屋」に宿泊。弘前駅から徒歩5分ほど。こじんまりとしてますが、随所に気遣いとさりげないこだわりが感じられる宿。
今回は写真を見て和室を予約。琉球畳、ヒバの無垢材が使われたあたたかみのある和モダンなお部屋。バストイレがセパレート(バスルーム狭いけど)なのがポイント高い。それとは別に広い貸切風呂があり、30分区切りの予約制で入れます。こちらも青森ヒバの檜風呂で、そこそこ広くてゆったりできます。
朝食は素朴な津軽の家庭料理という感じ。地味ながら全体的にくつろげる宿で、コスパ良しです。

公式サイト

グルメ

A今日のごはんセットは主菜が肉or魚で選べます B店内はゆったりした席の配置 Cガラス張りでお洒落なお店

GOURMET

ki to ao

弘前2日目のランチ。弘前駅近くの分かりづらい一画にあるかわいいギャラリー&カフェで、とにかく人気のお店らしい。予約せずに行ったけど12時前到着でなんとか大丈夫だった。
まず注文と会計を済ませてから席につくスタイル。店内はガラス張り、様々なタイプのテーブルやイスが並び、お洒落なディスプレイ。ランチは今日のごはんセット(魚)。木のプレートに色とりどりのおかずがバランスよくきれいに並んでいて見た目よし。優しくほっとするお味、量もほどほどなのでまさに女子向け…。

STAY

今回の旅の最大の目的は奥入瀬渓流をゆっくり楽しみたい!なので、ちょっと奮発して星野リゾートの「奥入瀬渓流ホテル」に2泊することにしました。
弘前から新青森駅まで移動し、新青森駅からの送迎バス(事前予約が必要)でホテルまで約1時間30分。大きなログハウス風?山小屋風?な外観のホテルに到着します。普段はあまり大規模なホテルに泊まることがないので、ちょっと気後れしてしまう(笑)

奥入瀬渓流ホテル

Aちょっとスイスっぽい雰囲気の外観 B山小屋風の建物が緑と青空に映える Cロビー奥にあるラウンジ「森の神話」 Dお部屋は畳+ベッドの「なごみ和室」

奥入瀬渓流に面した唯一のホテルということで、奥入瀬渓流散策のためのサービスが充実。便利な渓流シャトルバスやアクティビティ、夜にラウンジで開催されるレクチャー「森の学校」などなど。1泊目の夜に「森の学校」で予備知識を入れておくと翌日の散策に役立ちます。

奥入瀬渓流ホテル

A「青森りんごキッチン」の入口。りんごモチーフがかわいい B渓流テラス朝食はこちらで C夕食ビュッフェ D朝食ビュッフェ。和洋折衷w E朝食ビュッフェで提供されるりんごのパンケーキ F渓流テラス朝食はお洒落な洋食弁当

夕食・朝食はダイニング「青森りんごキッチン」にて。ビュッフェは久々なので何だかわくわくしてしまうw
ビュッフェの場合は苦手なもの(主に肉系)をスルーできるのが良いですね。しかし宿泊客が多いことに改めて驚いてしまう・・・笑
夕食・朝食共に青森らしくりんごや帆立を使ったメニューが多く、りんごジュースは複数完備。2日目の朝食は「渓流テラス朝食」を予約しました。(追加代金+1,300円)渓流を眺めながら高級洋風お弁当の朝食でちょっと贅沢気分を味わえました。川の流れる音ってほんと癒されますよね・・・。

ホテル内にも大浴場ありますが、外湯もあり送迎シャトルが定期的に出ています。混浴なのですが夜9時以降は女性専用になるとのことなので、2日目の夜に利用しました。外湯は滝(大きくはない)が近くに見える露天風呂。夜なのでライトアップされてはいるが見にくくはあった…。ちなみに帰りのシャトルで運転手さんが星がきれいに見える場所で少し時間をとって皆を降ろしてくれました。都会では見れない、星の瞬く夜空に感動!

公式サイト

SPOT

十和田湖から流れる奥入瀬川の流れと自然が美しい景観を生み出す奥入瀬渓流。こういう水にまつわるスポット(渓流とか滝とか)は大好きなので折角だからゆっくり散策したい!と奥入瀬渓流ホテルに2泊することにしました。
1日目の夕方にホテルに到着してその日はゆっくり。夜、ラウンジで開催される「森の学校」でガイドの方のお話を聞いて予習。太陽の光が反射して見えるのが美しいので、下流から上流に向かって歩くのがおすすめとか。なるほど。

翌日は1日渓流散策へ。
奥入瀬渓流は全長約14kmですが、上流域・中流域・下流域の3つに大きく分類されます。(ちなみにホテルは下流域の端のあたり)
見どころが多いのが奥入瀬渓流を象徴する景観が続く中流域~滝が連続する上流域。ということで下流域はとりあえずおいといて←、中流域から上流域の方向で散策することに。
ここで便利なのがホテルが運行している渓流シャトルバス。ホテル⇔渓流方面で1時間に1本出ていました。このシャトルを使ってまずは中流域のスタート地点である「三乱の流れ」まで移動。ここから上流域に向かって散策スタート。

奥入瀬渓流

中流域は奥入瀬渓流のイメージにぴったりはまる、ハイライトといえる見事な景観が続きます。渓流の流れの中に、苔や植物が生えている大きな丸い岩がいくつも点在し、そのひとつひとつが繊細なアートのようでずっと見つめていたくなる。

ていうかちょっと意外(?)だったのが、渓流全体で遊歩道と車道がほぼ並行しているんですが、それがすごい近いんですねw
日本を代表する景勝地だけあって、普通に公共バスも走ってますし。

この日はお天気にも恵まれ、5月の新緑が本当に眩しくきれいでまさに癒しのひととき…。前日の弘前ではかなり気温も上がっていて暑かったのですが、奥入瀬では空気がちょっとひんやりしていて爽やか。まさにマイナスイオンたっぷり・・・という感じ。

奥入瀬渓流

「雲居の滝」あたりからは滝が連なり、上流域に入ります。中でもハイライトは「銚子大滝」。水量が多く幅広のダイナミックな滝です。

最後は穏やかな光景になり、水門を過ぎると出口の「子ノ口」、十和田湖に到着です。
ホテルの渓流シャトルバスはここまでは走っていないので、戻るには公共バスか雲居の滝まで歩くか・・・だったんですが、バスの時間もまだまだ先だったので歩いて戻ることに。全く見飽きないので、結局「阿修羅の流れ」地点まで戻ってきましたw

そしていちばん地味な(←)下流域は翌日、早朝散歩に行きました。
8時30分から朝食の予定なので6時くらいに出発。ホテルのすぐ近くから散策路は始まっています。渓流の流れは穏やか、散策路は渓流から離れたり近づいたりで、どちらかというと森の中を歩いていくイメージ。確かに地味w
でも朝ということもあり静かで、空気もひんやりして澄んでいます。中流域の「三乱の流れ」付近までは約1時間半。ここまで来ると撮影スポットということもあり、早朝からたくさんの人がカメラを構えています。ホテルまではここからシャトルバスに乗って戻りました。早朝から運行しているので便利♪

青森県立美術館

A表情に和む「あおもり犬」を正面から Bエントランスはこちら C広々とした敷地内に佇む印象的な白い建築

公式サイト

SPOT

3日目はホテルからの送迎シャトルで新青森駅へ。夕方の新幹線で東京に戻るので、まずは荷物をコインロッカーに預けた後、青森県立美術館へ。
新青森駅からルートバス「ねぶたん号」で約10分。真っ白で一見無機的なフォルムの外観が印象的な建物です。
館内もシンプルながらさりげなくおしゃれ。棟方志功をはじめ青森出身のアーティストの作品や、マルク・シャガールによるバレエの舞台背景画を展示。そして注目は巨大な犬のオブジェ「あおもり犬」。眠そうなとぼけた表情に癒される・・・。館内からもガラス越しに見ることができますが、直接近くで見学するには所定のルートを辿って(これがけっこう遠い)外に出る必要があります。ちなみにアンケートを提出すると、お土産にポストカードがもらえました。

グルメ

AMY海鮮丼は見た目地味だけど←好きなものを詰め込んでみた+ホタテの味噌汁(1枚分) B市場内には主にお魚屋さんがぎっしり! C青森駅から徒歩ですぐの場所にあります

GOURMET

のっけ丼
at 青森魚菜センター

青森駅から徒歩5分ほどの場所にある市場「青森魚菜センター」。こちらでは5枚or10枚つづりの食券を使って自分の好きなネタと交換して作る「のっけ丼」が有名なんです。
まずは食券を入口で購入。10枚分は1,300円。最初に1枚をごはんと交換してから、ネタ集めスタート。市場には魚屋さんや総菜屋さんがひしめき、のっけ丼を食べるためのスペースもところどころに配置されてます。青森特産の帆立など、高級めのネタは2枚必要だったりします。市場内を物色して好みのネタをお願いすると、食券と交換でごはんの上にのせてくれます。そしてオリジナル海鮮丼完成!好きなネタだけ選べるのは楽しいですね~。

DESIGN

青森で見かけたかわいいデザインいろいろ。

青森デザイン

TRANSPORTATION

行きは羽田からJALで青森空港まで移動。帰りは新青森から東北新幹線を利用しました。