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TRIP FILES JAPAN

秋の金沢と黒部渓谷

石川県・富山県

WALK

初めて乗る北陸新幹線で東京から金沢へ向かう。金曜日の朝だけど満席、外国人の方も多そう。11時頃に金沢駅に到着、まずは駅からまっすぐ歩いて近江町市場へ。

近江町市場でランチの後、ホテルに荷物を預けて鍵をもらい、ひがし茶屋街・主計町茶屋街方面へ。この二つの茶屋街は浅野川をはさんですぐ近くにあります。まずは主計町茶屋街。川沿いにひっそりと並ぶいかにも一見さんお断り!な雰囲気を醸す(実際はそうじゃないんだろうけど)な茶屋建築のお店たち。この、控えめな風情がいい。川沿いの通りから狭い路地に入ると、「あかり坂」と「暗がり坂」という二つの坂があり、またこの辺りからの眺めがいいんですね~。ひがし茶屋街と違い、規模は小さいのですが人通りも少ないので金沢情緒に浸れる。夜にもお散歩に行ってみたのですが、ぼんやりと灯る灯籠がちょっとミステリアスな雰囲気でした。

主計町茶屋街

A控えめな風情の主計町茶屋街 B泉鏡花ゆかりの場所です C裏通りに入るとこんな感じ D「暗がり坂」と「あかり坂」と呼ばれる二つの坂があります Eこの周辺で見かける看板(?呼び方が分からない…)

一方、橋を渡った向こう側にあるひがし茶屋街には、観光客がひしめいています。石畳の道、茶屋建築の特徴的な狭い格子の建物が連なり、風情満点なんですがもう少し人がいないとありがたい…。メイン通りを散策していると、この日はそこそこのお天気だったのですが、突然の雷&豪雨が到来。しばらく伝統工芸品のセレクトショップに避難して雨宿り。やはり金沢でno雨は無理だったか…。

ひがし茶屋街

A雨が降っている間は人通りもなく…。 B雨上がりのひがし茶屋街 C裏通りはしっとりとした風情 Dレトロなアーチ窓が印象的な建物はレストラン「自由軒」

メイン通りはおなじみの光景なのですが、こういう場所は裏通りにこそ魅力がありますよね。
さて金沢といえば金箔文化(?)も知られるところですが、スイーツからコスメまで、金箔商品が集まる「茶屋美人」では店内で金箔でできた蔵を見学(無料)することができます。

ひがし茶屋街

Aひがし茶屋街の軒先は「ひがし」 Bこういうレトロ可愛い照明、いいですね Cこの柳の木の周辺は常に人だかり D「茶屋美人」店内の金箔の蔵。キラキラです

陽も落ちるころ、長町武家屋敷跡方面へ。近江町市場からは徒歩で10分ほどです。夕食をグリルオーツカでとろうと思っていたので、その途中で立ち寄りました。この周辺は石畳の道と土塀が続く街並みが残っていて、繁華街である香林坊のすぐ近くなのですが、江戸時代の面影を偲ばせる静かなエリア。ここを流れる小さな川にはいくつもの橋がかかっています。
夕食後は百万石通りを歩いて尾山神社へ。ステンドグラスがレトロモダンな「神門」のライトアップは幻想的な美しさ。ちょっと非現実的な物語の世界に登場する建物のような風情です。
さらに主計町茶屋街まで夜のお散歩。ひっそりとした風情は暗がりにともる明かりで、なお増します。

夜の金沢

A和洋折衷な尾山神社の神門 B夜の長町武家屋敷跡 C浅野川にかかる大橋。川面にその姿を映します Dこの坂を下って、茶屋へ通ったのでしょう

GOURMET

旬彩和食 口福

A海鮮ひつまぶし。茶碗蒸し&味噌汁付き B近江町市場いちば館2階にあります

旬彩和食 口福

たくさんの海鮮丼のお店がひしめく近江町市場で、いちば館2階にあるこちらのお店へ。ガイドブックなどでよく紹介されている「海鮮ひつまぶし」を食べてみたかったのです。
北陸新幹線で11時前に金沢駅に到着し、近江町市場まで歩いて15分ほど。まだランチには早い時間なのですぐに入店できました。といっても30分後にはほぼ満席に…。さて「海鮮ひつまぶし」ですが、まず見た目でテンションあがりますね!まずはそのままで、次にうに醤油をからめて、最後にお茶漬けでいただきます。メニューにも食べ方が載っているんですが、店員さんからも説明があります。そのままでもごまだれ風味なので美味しいのですが、おすすめはまったりコク感あるうに醤油。グルメじゃない私に2,400円(税別)はランチとしては破格です(笑)。
お店を出ると12時を過ぎていましたが、この時間帯になるとどこも行列が。特に1階にあるお店はどこも混雑しているので、2階は穴場かも。

GOURMET

グリルオーツカ

A元祖「ハントンライス」。ケチャップとタルタルソースがたっぷり Bこちらはクリームスープ

グリルオーツカ

金沢のB級グルメ「ハントンライス」発祥のお店として有名な洋食屋さん。昭和レトロな雰囲気の庶民的なお店です。中に入ると意外と広い。
ハントンライスとはケチャップライスのオムライスにエビやカジキなどのフライがのっているもの。さらにケチャップとタルタルソースがどどんとかけられます。金沢では多くのお店で提供しています。ランチタイムはかなりの混雑らしいので、夕食にうかがいました。場所は香林坊、東急スクエアの裏手あたり。グリルオーツカさんのハントンライス、通常サイズと小サイズがありますがサイズでもかなりのボリューム。私は頑張って小サイズ3分の2位でした…ケチャップライスはかなり濃いめ。クリームスープを頼んじゃったのもあるけどね。こちらも懐かしさを感じる優しい味。お店の方が皆さん親しみやすく、好印象でした。

ホテルパシフィック金沢

Aお洒落なエントランス BC館内の表示がいちいち凝っていてかわいい D1階はカフェになってます

STAY

金沢の宿は「ホテルパシフィック金沢」。近江町市場すぐ近くのデザイナーズホテル。ビジネスホテルを改装したそうで、古いビルなのですが白いタイルを使った外壁のエントランスと一階のカフェはとってもお洒落。外国っぽい雰囲気があります。実際、外国人の利用客も多い様子。
お部屋の内装もすっきりシンプル、インテリアやちょっとした小物使いなどにさりげなくセンスのよさを感じます。金沢駅、ひがし茶屋街、兼六園方面がすべて徒歩圏内という立地の良さながら、価格は良心的なのがうれしい。

公式サイト

グルメ

A本店は中に入れず入口のみ・・・。 Bこちらがすぐ近くにある姉妹店のピッツェリア Cとろ~り目玉焼きがのったクロックマダム D店内はアンティークな雰囲気

GOURMET

ビストロひらみぱん

2日目の朝、本当は近江町市場で朝から営業している海鮮丼のお店に行くつもりだったんですが、1日目に市場内をぶらぶらしてると、なんとこの時期にかぎってプチ休暇中ということが判明。いくつか代案を検討した中で、かなりの人気店らしいこちらのビストロに行ってみよう!ということに。
朝のブランチは行列覚悟…との噂も、基本的に飲食店で並ぶことが嫌いなのでオープン時間の8時前に到着。やっぱり既に結構並んでいました。オープン後、席は埋まってしまいましたがすぐ近くに姉妹店(ピッツェリアらしい)があり、そちらで同じメニューを提供しているとのこと。(徒歩20秒の場所)本店(?)は大正時代からの特徴的な建物を利用しており、内部も見てみたかったので残念。

姉妹店の方もヨーロッパ風のアンティーク感ある可愛らしいお店です。モーニングメニューはクロックマダムとキッシュの2種類。サラダとコーヒーor紅茶付きで1,260円(+税)。クロックマダムを注文。パンがかなりしっかりしていて(しかも固め)ボリュームあり。正直、並ぶお店だという雰囲気に呑まれると、この価格が適正なのかどうかの判断がしづらいw

SPOT

兼六園

兼六園のシンボル・ことじ灯籠。手前の橋で記念撮影する人々があふれる。

さて一度ホテルに戻ってチェックアウトしてから、金沢城公園方面へ歩いていきます。王道(?)の入口である石川門からではなく、玉泉院丸庭園に近いあたりから入る。園内で配布されているマップを片手に散策しますが、想像以上に広い公園。「石垣巡り」とか様々な石垣の構造の案内があったりするのだけれど、これが結構面白かったりして、思ったより時間が押してしまう。一部入場有料の建物がありますが、基本的に園内を散策するだけなら無料です。

金沢城公園

A静謐な調和を感じる玉泉院丸庭園 B二の丸広場から見る五十間長屋 C石川門から入ったところ D石川門を出て兼六園へ向かいます。桜の頃はキレイなはず

石川門から兼六園の入口はすぐ。兼六園は子供の頃に来たことがある…ような気がする(定かではない)けどもし来ていたらそれ以来ということに。(記憶はなし)
様々なフォトスポットがある庭園、多くの人で賑わっていてちょっとした和のテーマパークのようです。

兼六園

A日本最古らしい、小さな噴水 B夕顔亭という名の茅葺き屋根の小屋 C庭園内の霞ヶ池に浮かぶ蓬莱島 D明治記念之標 

金沢21世紀美術館

Aひとつの風景に、ふたつの色。カラー・アクティヴィティ・ハウス Bこちらも点在するオブジェのひとつ Cエントランス

SPOT

兼六園を真弓坂口から出ると、金沢21世紀美術館はすぐ。こちらも大盛況でした。(週末ということもあるのだろうけど)プールを模した展示はすっかり有名になりましたね。
ぐるりと外周をガラス張りで囲んだ円形の外観。内部もスタイリッシュで、美術館の雰囲気としてはMoMA(ニューヨーク近代美術館)みたい。ちょっと変わったPOPな展示が点在する、交流ゾーンのみ無料。美術館の建物を取り囲むようにユニークなオブジェがぽつぽつ。この時点でかなり時間がなくなってしまい、さっと見て回るのみで終了。

GOURMET

近江町市場

Aお魚屋さんがひしめく鮮魚通り B「近江町コロッケ」では海産物の色々なコロッケが。どれも美味しそう

近江町市場

2日目は富山に移動する前に時間が無くなってしまい、「近江町コロッケ」の甘えびコロッケがお昼替わりw
1個300円はなかなか・・・でも意外とあっさりと食べやすく、美味しいです。他にも色々な海鮮コロッケがあるので、試してみたかったです。
「おみちょ」こと近江町市場はお昼近くになると観光客でごった返し、とにかく賑やか。

STAY

富山駅からバスで40分ほどの場所に佇む、神通峡の春日温泉にあるアートな温泉ホテル「リバーリトリート雅楽倶」。個人的にはかなり奮発したレベルの宿(スモールラグジュアリー)ですが、ぜひ泊まってみたかったのです。
バス停春日から歩いて3分ほど、神通川のほとりに静かに佇むホテルの外観は無駄をそぎ落としたようなシンプルさがありますが、入口から暗い通路を案内されて(これも演出?)中に入ると別世界!まず目に飛び込む吹き抜けのロビーラウンジの設計が美しすぎる。そして館内に配置された数々のアート作品。さらにランプとか小物もこだわってるんですよね。美術館に泊まっているような感覚になれるホテルです。

リバーリトリート雅楽倶

A外観はいたってシンプル B神通川に面した庭から C北陸らしい灯篭の置き物 D自然と調和するロビーの設計が美しい

泊まったのはもちろん(?)いちばん手ごろなスタンダードタイプのお部屋ですが、それにしても広々ゆったり。内装は客室ごとに異なり、今回は「イギリスの間」でした。ダークカラーの家具で統一された落ち着いたブリティッシュテイストの客室。ちなみにもっと上のグレードのお部屋は館内に別の入口があり(自由に入れますが)よりモダンな雰囲気のエリアになっています。

リバーリトリート雅楽倶

Aブリティッシュテイストの「イギリスの間」 Bグレードが上の客室はよりスタイリッシュなエリア C神通川を望むリフレッシュスペース DE館内のいたるところにアート作品が展示されています 

一休みしたら館内&敷地内をお散歩。アート鑑賞もできるし、目の前に神通川を望むテラスや現代アートのオブジェが置かれたアートウォーク、フリードリンクが置いてあるリフレッシュスペースもあって飽きません。大浴場は意外と普通ですが、露天風呂はやはり神通川に面していて、夜は松明のように火が灯っているのが幻想的。露天風呂は川に面しています。あと分かりにくいんですが、別にスパがあってそちらではジャグジーや川沿いの露天風呂がある癒しの空間。

リバーリトリート雅楽倶

A大浴場ののれんがシンプルだけど可愛い Bちょっと見えにくいけど、スパ内の露天風呂 Cオリジナルのアメニティは富山弁(?) Dリフレッシュサロンにはフリードリンク Eエレベーターの天井が星座!

宿泊客以外も利用できるレストラン(フレンチと和食)が2つあり、夕食はどちらかを選択します。フレンチの「L'evo」はミシュランの一つ星。迷ったのですがフレンチは(グルメではない)私はあまり得意でないので和食の「楽味」にしました。ひとつひとつのお料理は見た目も美しく、丹精込められたもので美味でした~。ちなみに私は肉類が×なのでいつも可能であれば変更してもらうのですが、今回はなんと!のどぐろの塩焼きに。私史上最高レベルの代替品でした。(笑)あとは地味だけどきのこの炊き込みご飯のきのこっぷり(?)に感動。

リバーリトリート雅楽倶

A朝食をいただいた個室からの眺め B夕食は共有のスペースでした C柿を器に使ったメニュー Dあわびとのどぐろ Eきのこたっぷりの炊き込みごはん F朝食も贅沢感あり

朝食も同じく「楽味」にて。夕食はテーブル席でしたが、朝食はなぜか個室に通されました。たぶん夕食は一般のお客様が個室は優先と思われる。朝食もまた贅沢。静かな神通峡を眺めながら、優雅なひとときを過ごせます。

公式サイト

SPOT

黒部渓谷

絵の具を溶かしたようなエメラルドグリーンの湖をトロッコ電車から眺める。

3日目の朝はバスで富山駅に戻り、駅併設のきときとマルシェを軽く回った後北陸新幹線で黒部宇奈月温泉駅まで移動。こちら一応新幹線駅なんですが周辺含めほぼ何もない!(駅自体は新しいけど)近くの新黒部駅は宇奈月温泉や黒部渓谷などに行く拠点(?)だから、もうちょっと規模が大きい駅を勝手に想像していたんですが、素朴な田舎の駅でした。
新黒部駅から宇奈月温泉駅までは35分ほど。小さな電車にたくさんの観光客が乗り込みます。さらにトロッコ列車の発車駅である黒部渓谷鉄道の宇奈月駅までは歩いてすぐです。しかしここまでの移動がけっこう長かった…。

黒部渓谷

Aトロッコ電車の始発となる宇奈月駅 B屋根なしの普通車と、右上は特別車 C出発してすぐに新山彦橋を通ります Dトンネルを抜けた後の絶景!

チケットはWebで予約しておいたので、駅のカウンターで引き換え。日曜日ということもありその日の列車はほぼ完売状態でした。トロッコ電車はオープン車両の普通車と、屋根付きのリラックス車、特別車があり屋根付きはいずれも追加代金が必要。私は往復共に普通車でしたが、この時期は夕方以降はかなり冷え込むので、戻りがこの時間帯なら屋根付きがいいかも。

指定された番号の車両(私は1号車でした)に乗り込みます。座る場所は自由なのですが、進行方向右側が渓谷の眺めがよく見える側(左側は山側なので)になるのでおすすめ。このレトロなオープン車両は冒険心くすぐられますねー。w
ガタゴト音をたてながら、トロッコ電車の旅がスタート。

アナウンスは室井滋さんによるもので、見どころが近づくと流れてきます。最初の絶景!は、トンネルを抜けた後に広がるエメラルドグリーンの湖!絵の具を溶かしたような鮮やかさです。晴れてて良かった…。ここは皆さん「おー」という声が上がっていました!

黒部渓谷

A古城のような外観の発電所 BC木々の間から見えるエメラルドグリーンが眩しすぎる D名前忘れたけどこちらも異国風な鉄の橋 

ヨーロッパの古城のような外観の発電所を過ぎ、だんだんとスリリング感が増してきます。渓谷の大自然は秘境らしい神秘を感じつつも、やはり癒されますね。意外とトンネルが多いのもまたスリリングです。ちなみに紅葉はまだ色づき始めでした。宇奈月駅から終点の欅平までは80分ほど。途中でいくつかの駅に停車しますが、万年雪展望台や露天風呂がある鐘釣駅での乗降は結構多いです。

黒部渓谷

Aまさに秘境! B猿飛峡までの道のりは、小さなトンネル道(小窓空いてる部分)が続きます C散歩道は歩きやすいけど、岩肌が荒々しい DE猿飛峡展望台からの眺め 

さて終点の欅平駅に到着。
耐えられないほどではないけど、寒っ!冬っぽい厚着の人も多く、ちょっとリサーチ不足でした。戻りの電車までは2時間ほどあるので、まずは猿飛峡へ。渓流沿いの遊歩道を20分ほど歩くと、猿飛峡展望台に辿りつきます。展望台までの道のりも景色良く、川の流れる音にすごく癒されるw
険しい岩肌に、ここが渓谷の奥深い場所だという実感がわきます。途中で暗くて狭~いトンネル道があるのがちょっと怖いですが。展望台からはエメラルドグリーンが美しい川の流れが直角に曲がる様を眺めることができます。しばらくボーーーっと大自然の光景と水流の音に浸ってから、欅平駅に戻ります。

黒部渓谷

A足湯のある河原展望台から B工事中の青いシートがちょっと残念な奥鐘橋 C頭上に岩がせり出す!人喰岩 D欅平駅のプレート(?) E駅のホームで見つけたかわいいやつ F宇奈月温泉駅の近くに温泉の噴水を発見

駅に戻ってから、今度は河原展望台へ。ここには足湯があるのですが、15時までということですでに湯は引いていたw
さらに赤い色の奥釣橋ですが、工事中で本来の姿とはならず・・・。奥釣橋から少し歩くと、人喰岩という岩が頭上にかぶさる場所があります。この歩道は岩盤をえぐって作られたものだとか。確かにちょっとホラーな雰囲気もあります。

欅平駅から再びトロッコ電車に乗って宇奈月駅へ。夕刻に差し掛かり、まだ暗くなる前ではあったんですがかなり冷え込んできてます。同じ経路でも全く飽きることなく眺めていられますね。寒いけどw

宇奈月駅到着の頃にはだいぶ日が落ちていました。これから黒部宇奈月温泉駅~新幹線で東京へ。

TRANSPORTATION

行きの東京~金沢、帰りの黒部宇奈月温泉~東京は北陸新幹線を利用。金沢~富山まではIRいしかわ鉄道で移動しました。