静岡県
2018.4.1
STAY
今回宿泊した「ねの湯 対山荘」。全13室の和モダンなデザイナーズ旅館です。センスのよい邸宅にお邪魔したかのような空間で、こじんまりとしているのだけれどずっと館内を歩き回っていたくなるような、素敵な雰囲気。木のあたたかさを生かしたナチュラル系デザイナーズですね。食事処や温泉(小さいですが清潔感があります)、ちょっとした調度品にいたるまで、繊細なこだわりが感じられます。ネイルやアロマオイルの無料貸し出しなど、女性好みのサービスもあり。
お部屋は寝室と居間が続きになっている和洋室。おー、これぞ和モダン!なお部屋。こちらの宿はお部屋に付いている内風呂も天然温泉なのですが、広々とした檜風呂がまた良いんです。自宅にもこんなバスルーム欲しいなっていうw
食事も創作料理風で見た目も美しい。恒例の(?)肉料理チェンジはかんぱちのしゃぶしゃぶでした。
朝食が特に品数も多くて豪華!海老の味噌汁が出てきたのはびっくり。伊豆の特産品であるわさびを自分ですりおろして、鰹節と一緒にご飯のお供にします。
公式サイトもセンスいい♪
WALK
1日目はランチの後、チェックインまでに時間があるので修善寺を一通り散策してみた。
微妙な小雨なのが残念。修善寺を中心にこじんまりとまとまり、桂川にかかる赤い橋たちはは古き良き懐かしさがあるが、同時に意外と観光客が多いのにも驚く。(海外からの観光客も多し)
有名な「竹林の小路」付近は特に風情のあるエリア。 しかし、3月なので竹の様子が若干寂しいですが…。そして小路なのであっという間に終わるw
SPOT
2日めは滝巡り、まずは浄蓮の滝へ。 修善寺からは路線バスで50分ほど。バス内でも分かりやすくアナウンスあり。 バス停降りるとすぐにお土産屋さんが集まる駐車場エリアがあり、滝へは階段を下って降りて行きます。ほどなく滝のどどどと流れる音が聞こえてきます。往復で所要時間は30分ほど。
浄蓮の滝は日本の滝百選に選ばれているとのこと。 豪快に流れ落ちる、スケール感ある滝です。滝近くの渓流では川釣りもできます。 しかし人けっこう多い…。
SPOT
さてまた路線バスに乗って次は河津七滝へ。「水垂」というバス停で降りると一方向で戻ることなくスムーズに散策できる、との情報だったので「水垂」で下車。何もない山道のど真ん中なんですが、看板があるのですぐに分かります。滝巡りの散策道は途中吊り橋があったりで冒険心くすぐられる。水垂からのルートだと最初の方がアップダウンあるコースになります。
まず登場の釜滝から、なかなかスケールが大きい!次々といろんなバリエーションの滝が現れるのは、楽しいですねー。修善寺へバスの予定時間まで1時間40分ほどでしたが、すべての滝を見て回っても余裕がありました。
天城といえば川端康成の『伊豆の踊子』の舞台なわけですが、「初景滝」のそばには踊子さん&青年像が。絶好の記念撮影スポットになってます。
このあたりからは遊歩道が平坦になります。釜滝~蟹滝までがひとつづきのルートで、一旦終了で車道に出ます。
出合滝、大滝は別の入口から見学します。出合滝はすぐそこですが、大滝は車道をさらに少し歩いた場所に入口があります。どうも温泉旅館の敷地内らしい。最もスケールのある大滝は滝のすぐそばには行けず、上から見下ろす形。滝を間近に眺められる絶景露天風呂も見えます。これは水着着用ですね…。
滝を巡りながらの遊歩道も整備されていて、多少のアップダウンもありつつ誰にでも歩きやすいハイキングコースになってます。何より渓流の音と、清涼感あるエメラルドグリーンの水に癒される…。
修善寺へと戻るバスは「河津七滝」バス停から乗車。このバス停周辺は駐車場となっており、お土産屋さんと食事処も併設されています。
河津七滝のバス停から修善寺へ戻るバスでは、河津七滝ループ橋を通ります。円形の橋をぐるぐる回ってバスが走るのも、なかなか面白かったですね。
ちなみに早咲きで有名な河津桜ですが、この時期(3/17)はすでに散ってしまった後のようで・・・ちょっと残念。
GOURMET
お昼頃に修善寺温泉到着後、まずは橋のたもとにある「安兵衛」でランチ。このお店の名物メニュー「ズガニうどん」をぜひ食べてみたかったのです。ズガニの甲羅がまるごとトッピング(?)されたうどんは、かにの身がスープに溶け込み、良く出汁が出ているけど意外と上品であっさりした味わい。うどんは細めの平麺です。ズガニは狩野川でとれる蟹だそう。
カウンターではご主人がこの辺でよく耳にする川魚・あまごを炭火で焼いています。これも美味しそう。
TRANSPORTATION
新宿駅併設のバスタ新宿から出ている高速バス「修善寺ライナー」を利用しました。所要約3時間。往復で4,600円とお手頃です。
天城の滝巡りで路線バスを使うので、「天城絽フリーパス」(1,900円)を購入するため、行きは東海バスの案内所がある修善寺駅にて下車。このパスは2日間有効で修善寺駅⇔修善寺温泉街もカバーしてますのでパス購入後、路線バスで温泉街へ移動しました。(2018年3月の情報です)
2018.3.16-3.17(1泊2日)
静岡県伊豆市・河津市