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TRIP FILES JAPAN

四万温泉と真冬の四万ブルー

群馬県

積善館

A本館入口。手前の赤い橋とセットで記念撮影多し。B懐かしい雰囲気のロビー。C本館と山荘をつなぐ回廊「浪漫のトンネル」

積善館

Aモノクロームの世界。B夕食の前菜。C客室の障子には富士山が。

STAY

創業320年以上を超えるという歴史ある湯宿、積善館。 大正アンティークな雰囲気たっぷりで、「古さ」が味わいになっている。『千と千尋の神隠し』のモデルになっているということで、宿泊客以外にも見学者が多いみたい。

本館、山荘、佳松亭の3つの建物から成り、本館⇔山荘、山荘⇔佳松亭は回廊でつながれている。 館内は迷路のようで歩き回るのも楽しい。館内ツアーも実施しているようです。(参加できなかったけど)

宿泊した「山荘」のお部屋は登録文化財だそうで、一見普通の和室ながら 随所に繊細な和のデザインが施されています。こたつが置かれているのもうれしい。 夜にしんしんと雪が降り積もったらしく、朝起きると外は幻想的ともいえる雪景色。

貸切以外の温泉は3つあり、中でも「元禄の湯」が有名。 本館のロビー入って横、別棟になっている建物。扉を開けるといきなり温泉なのでちょっと驚くw
石造りの5つの湯船とアーチ型の窓が絶妙な配置で、とても雰囲気がある。レトロモダン。写真NGとのことで公式サイトでご覧ください。

食事は優しい味わいで量も多すぎず、ちょうどいいかな。 肉が苦手なことを予め伝えておいたのでしゃぶしゃぶがアワビに変えてもらえました。

公式サイト

SPOT

奥四万湖

Aダムの上から。時間を忘れて見とれてしまう、どこまでも深いブルー。心が穏やかになる。B白と青のコントラストが美しい。Cダムの手前の道を上って行きます。

積善館のある温泉街から歩いて40分ほどの奥四万湖。(宿のスタッフは1時間くらいかかると言っていたが、それほどはかからないと思う)
ダムによってできた人造湖なんですが、「四万ブルー」を是非見たかったので頑張って歩く。晴れて良かった。奥四万ダムまでは結構早く着いたような気がしたけど、ここからはさらに登り&回り道。 ダムの頂上を目指します。たどり着くまでは若干本当に見れるのか?という不安があったけど、実際目にすると疲れも忘れてしまう。
いつまでも見つめていたくなる、深いコバルトブルー。湖面の外側が一部凍り、白と青のコントラストが印象的。白い岸辺に青いさざ波が打ち寄せているようにも見えます。

街歩き

WALK

四万温泉は山間の静かな温泉街。真冬ということもあるのか歩いてる人少なっ。という感じだが、ところどころに足湯や飲泉所がある。ここの温泉は飲めるということで、宿の冷蔵庫にも置いてあった。

温泉街を流れる渓流の水がきれい。透明感があり、エメラルドグリーンにも見える。初夏の頃はもっと涼しげな風情になりそう。そのせせらぎの音に歩いていても癒されます。

A渓流も雪景色に B塩之湯飲泉所 Cゆずりは飲泉所と足湯

グルメ

GOURMET

お昼頃に四万温泉に到着後、「粕屋カフェ」でランチ。東京にもありそうな(?)、レトロ感をお洒落に演出する古民家風のかわいいカフェ。スタッフも皆かわいい。

「イタリアンラーメン」はラーメンというかスープパスタ。イタリアンなのにエスニック風味のスープ。でも辛さはそれほどでもなくマイルド、魚介たっぷりで美味しい。看板メニューだという「温泉マークカプチーノ」は記念に。

AB隠れ家風な外観。中は一階がショップ、2階がカフェになってます。Cイタリアンラーメン D温泉マークのラテアートにほっこり

TRANSPORTATION

東京駅八重洲中央口のバス停から出ている高速バス「四万温泉号」を利用しました。往復でひとり5,500円、乗り換えなしの直行なので便利です。所要約3時間~3時間30分。(2018年2月の情報です)

TRIP DATA

スタンプ

2018.2.5-2.6(1泊2日)

群馬県四万温泉